酵素の効果的な取り方とは?-酵素の種類と、酵素が美容と健康にいい理由-

酵素

耳にする機会も多い「酵素」。
薬局でも「酵素」と書かれたサプリやドリンクが多く並んでいるのを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

体や美容に良さそうだけど、そもそも何がいいの?と思っている方必見。
この記事では酵素について徹底解説します。

酵素ってそもそもなに?

酵素は、よく家を建てる時の大工さんに例えられます。

そして、栄養は資材に例えられます。

いくらいい資材がたくさんあったとしても、大工さんがいなければ家を建てることはできません。

それと同じで、私たちの体に栄養(家造りで言うと資材)が入ってきたとしても、酵素(大工さん)がなければ体の必要なところに届けることはできません。


それだけでなく、体の中で酵素が作られなくなってしまったら亡くなってしまうとも言われているくらい酵素は私たちにとって需要なものなんです。

酵素の種類 

酵素は、主に2つの種類に分かれます。

①食物酵素
②体内酵素

ここからは食物酵素と体内酵素について詳しく見ていきます。

    

食物酵素とは?

食物酵素は食べ物に含まれている酵素で、以下のものに含まれています。

・生のお野菜・果物
・発酵食品
・生のお肉・お魚

酵素は熱に弱いという特性があるため、「生」の食べ物というのがポイントです。
中には70度などの高温に耐えられる酵素もありますが、48度くらいで変性してしまうものがほとんど。
(青パパイヤに含まれる酵素は100度まで耐えられると言われています。)

卵を茹でる前と後では、色や固さや味も変わり性質が変わりますよね。
卵と同じように酵素にもタンパク質が含まれているので、熱によって性質が変わってしまい、加熱前とは同じように働けない=熱に弱いという特徴があるのです。

そのため、酵素を食べ物からとり入れる時のポイントは「生」でとるということが大切になります。

食物酵素の働き

食物酵素には以下のような働きがあります。

・食物の栄養を強化
・新たに栄養を作る
・自身や他のものを分解したり、風味を増す

料理の時に、お肉をヨーグルトやパイナップルなどに漬け込んで柔らかくするのは、果物やヨーグルト(発酵食品)に含まれる食物酵素(中でもたんぱく質分解酵素)を活用した知恵です。
(ヨーグルトにはたんぱく質を分解してくれる酵素は入っていないですが、乳酸菌が作ったプロテアーゼによってお肉のたんぱく質が分解されています。)

  

体内酵素とは?

私たちの体の中で作られている酵素のことを「体内酵素」といいます。

その種類は、なんと数千から数万種類あると言われています。

この体内酵素は大きく分けて2つの種類があります。

①消化酵素
②代謝酵素

   

消化酵素の働き

一つ目の消化酵素の働きは、食べたものを分解し、体に栄養素を吸収しやすいように消化すること。

有名な消化酵素はこの3種類です。
耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

・デンプンを分解する消化酵素:アミラーゼ
・たんぱく質を分解する消化酵素:プロテアーゼ
・脂肪を分解する消化酵素:リパーゼ

食べ物を食べると消化するために私たちの体では、消化酵素が多く使われますが、食事の仕方や食べるものによってはより多くの消化酵素を使ってしまいます。

例えば、

・食べ過ぎ
・消化に時間のかかる食べ物(特に脂肪の多いお肉など)
・揚げ物や油
・食品添加物・農薬が入ったもの

使う消化酵素の量をいかに減らすかが、ダイエットにも美容にも健康にも大きくかかわってきます。

そのため、消化酵素をあまり使わないためには

・食べ過ぎない
・お肉や油を摂るときは、酵素が含まれた生のお野菜や発酵食品も一緒に食べる。
(特に食物繊維が含まれている生のお野菜は排出しやすくしてくれる役割もあるのでオススメです。)
・添加物が多く含まれている加工食品は極力避ける

ということを意識することが大切です。

   

代謝酵素の働き

代謝酵素にはたくさんの働きがありますが、一言でいうと「消化以外のすべての生命活動」を行っています。

例えば、呼吸をしたり、運動をしたり、考えたり・・・

他にも

・新陳代謝を促す
・怪我や体調を崩した時の自然治癒力
・免疫力アップ
・基礎代謝アップ
・栄養素を体にしっかり行き渡らせる
・脂肪の分解
・活性酸素(体の老化や病気などの原因)の除去
・老廃物の排出
・体(様々な器官)のメンテナンス
・血流をよくする

など。

もう少し具体的に書くと、

新陳代謝を促されることでお肌のターンオーバーがスムーズになりますし、
免疫力がアップするから風邪や病気にもなりづらく
活性酸素も除去してくれるからアンチエイジングや病気の予防に、
体のメンテナンスもしっかりしてくれるから疲れづらい・・・

というように美しくいるためにも健康でいるためにも、代謝酵素が重要な役割をしていることが分かります。

消化酵素と代謝酵素の関係

私たちの体の中にある消化酵素代謝酵素の使われる割合は一定ではなく、シーソーのような関係になっています。

しかも、消化酵素を優先して使うようにできています。
そのため、消化酵素をたくさん使ってしまったら、その分代謝酵素に回せる分は少なくなってしまいます。
逆に、消化酵素をあまり使わなければ、代謝酵素にどんどん回すことができるのです。

例えば、お肉や添加物などを使った消化しづらい食べ物を食べ、体内酵素の内、8割は食べ物を消化するために働いたとします。

すると、残りのたった2割で代謝酵素の働き(体のメンテナンスやお肌のターンオーバーを促したりなど)をしなければならなくなります。

そうなると、代謝酵素が足りなくなってしまい、いつもならやっつけられていたウイルスをやっつけることができなくなり風邪をひいてしまったり、お肌のターンオーバーまで手が回らなくなってお肌の調子が悪くなってしまうのです。

つまり、いかに消化酵素を節約して代謝酵素に回すかということがポイントになってきます。

風邪をひいたときに、すりおろしたリンゴやおかゆなどの消化にいい食べ物をとりますが、それは少しでも消化酵素を節約して身体を治すための代謝酵素に回すという点でも理にかなっているといえますね。

消化酵素を節約する方法

前置きがすっかり長くなってしまいましたが、ここからは具体的な方法について書きます。

消化酵素を節約するために重要なことは消化に負担がかかるものを控えることと、食物酵素を含まれた食べ物を積極的にとることです。

具体的に、代謝酵素がたくさん体で働くためのコツを11個お伝えします。

  1. 食物酵素が含まれている食べ物を積極的にとる
    食物酵素が含まれた生のお野菜、果物、発酵食品などをとることにより、体の中でも自己消化してくれるので消化酵素の節約になります。
      
  2. 生のお野菜・果物をすりおろす
    すりおろすことにより細胞膜が壊れ、酵素が活性化します。
      
  3. スムージーやコールドプレスジュースを飲む
    生のお野菜・果物には食物酵素が豊富なだけでなく、ジューサーやブレンダーで細胞膜が壊れ酵素が活性化します。細かくなっているので消化に負担をかけず、体の中でも食物酵素が自己消化してくれるので、どんどん代謝酵素に回すことができます。
      
  4. 食べ過ぎない
    食べすぎは消化酵素の無駄遣いにつながります。腹8分目を心がけましょう。
      
  5. 消化に負担がかかるもの(お肉や油など)を摂るときは、酵素が含まれた生のお野菜や発酵食品も一緒に食べる。
    酵素の含まれた食べ物も一緒に摂ることで、消化を少し助けてくれます。
      
  6. 食品添加物が多く含まれている加工食品は極力避ける
    食品添加物が体に入ると酵素の働きを抑えてしまったり、大量に消費してしまいます。
      
  7. 夜更かし・睡眠不足は避ける
    体内酵素は夜に作られるため、しっかり睡眠をとらないと酵素を十分に作ることができません。
      
  8. 白砂糖を避ける
    白砂糖の主成分のショ糖を消化するために、消化酵素を大量に消費してしまいます。
      
  9.  お酒の量を控えめにする
    アルコールを分解するためには大量の酵素が使われます。
      
  10. 食物繊維を積極的にとる
    腸内環境を整えてくれるので消化・吸収を助け、消化酵素の節約に繋がります。
      
  11. 食物酵素が含まれている食べ物を先に食べる
    あとから食べた食べ物の消化を助けてくれます。

代謝酵素をしっかりと働かせることはダイエットや美容、健康にとって欠かせないこと。

できるところから取り入れて、楽しみながら美肌や健康、痩せ体質を手に入れましょう。

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